チョウチョは怖くないよ
ある女性にとってはヒラヒラとした鮮やかな色の生き物ですが、別の女性にとっては飛ぶ悪夢となり得ます。この写真が紛れもなく証明しているように、チョウチョに対する恐怖症(lepidopterophobia)は実際に存在します。もしあなたがこの稀な恐怖症に悩まされているなら、チョウチョが飛んでいる可能性の高い公園、庭園、野原、草地は避けた方がいいかもしれません。あるいは、4月から9月くらいまでは完全に家から一歩も外に出ないという慎重な方法もありますが...
誰にでも怖い物は1つや2つくらいあることを忘れないでください。ですが友人を散歩に誘う前に、その人が何か恐怖症を持っているかどうかは聞いた方がいいかもしれませんね。
フリーダムなバイク乗り
文化的な基準というのは国によって、地域によって異なりますが、一般的に公の場で裸になることは好ましくありません。特に裸でバイクに乗るなんてもってのほかです。しかし、この写真では太陽がかなりサンサンと降り注いでいるように見えるので、このヌードバイク乗りはうだるような太陽光の下で汗をかいたりすることに嫌気がさしたのかもしれません。この男性を "公然わいせつだ!" と思ってしまうかもしれませんが、これほどまでに自分をさらけ出すことに抵抗のない人を尊敬しないわけにはいきません。
ですがこの写真をよくよく見てみると、運転している男性はただ単にシャツを着ていないだけで、下にはズボンを履いています。後ろに乗っている女性はショートパンツを履いており、それが目の錯覚で男性が全裸になっているように見えるだけだったのです。
鍵なんていらない!
誰にでも身体と思考が別の場所にあるような、ぼーっとしてしまう朝があるものです。特にこの女性は、朝のコーヒーをもう1杯多く飲んだ方が良かったかもしれません。彼女は渋滞に打ち勝ち、重要な朝の会議に行くことだけに集中していたため、車のドアに鍵を挿しっぱなしで発進させてしまったのです。これはさすがに別次元の "不注意" 具合ですね。
ドアに鍵を挿しっぱなしにして、一体どうやって車を発進させることができたのでしょうか?鍵ではなく、自分でエンジンをかけたのでしょうか?そりゃすごい!
こうして安全マットは開発された
お酒を飲んで酔っぱらっていたら、草が生えている庭はクッション性があるかのように見えるかもしれません。ですが、シルク・ドゥ・ソレイユの契約書を読めば、アクロバティックなスタント練習をする場合は裏庭ではなく、パッド入りの素敵なトレーニングホールでおこなうことが最善であることはすぐに分かります。この手前に写る3人の女性は、後ろで女の子がアクロバティックなことをしているのになぜ平然と写真を撮れるのでしょう?とっても痛そうですが...
プロからのアドバイス:もし安全に着地できなさそうなら、頭からではなく腕でその衝撃を和らげましょう。顔の怪我を治すのは、ひじの怪我を治すよりも時間がかかりますしお金もかかります。
嫉妬に燃えるエルモ
有名人に話を聞くと、プライベートで街を歩いているとファンが割り込んできて、写真やサインを求められるのがもどかしいと言うでしょう。しかし、"名声" という苦しい現実は、それがやがて終わり、人々の興味は若くてフレッシュな有名人へと移っていってしまうということです。なぜ人々はエルモのような本物のスターではなく、どこの馬の骨かも分からないウッディーに突然興味を抱くのでしょうか。
ショービジネスの仕事がなくなり、マペッツ達はどうするのでしょう?スタトラーとウォルドーフは評論家として、スウェーディッシュ・シェフは料理の腕前があるので問題なさそうですが、エルモの再就職先はあまりないかもしれません。
素敵なペディキュア
これは、見知らぬ人からハロウィンのお菓子をもらうことの危険性を訴える公共広告を切り取った画面だと仮定しましょう。酸っぱいグミを食べると、歯のエナメル質が侵食され、血圧が上昇し、糖尿病のリスクが高まるだけでなく、この写真が証明しているように、大胆なペディキュアを好む痩せたホブゴブリンのような下半身へとあなたを変身させてしまうかもしれませんので、どうぞご注意を。
とはいえ、褒めるべきところは褒めてあげましょう。グリーンとオレンジのストライプ柄のグミに、赤いネイルがよく似合っています。そして極限まで伸ばした尖った爪が、ハロウィンのパーティにぴったりなミステリアスな雰囲気を醸し出しています。
3本足の青年に幸あれ
生まれつき足が3本で、腕は1本しかないにもかかわらず自由奔放に生きているこの男性に心からの敬意を表します。多くの人が先天的なハンディキャップだと感じるかもしれませんが、彼の生きる喜びは少しも邪魔されていません。そして彼の右腕は、愛する人を肩に担ぎ、一緒に海に飛び込むことができるほど強いのです。頑張れ、青年!
それとも、足が3本あったほうがいいのでしょうか?足でフォークを持ち上げるのは難しそうですが、何でも練習すればできるようになるのでしょうか?
裸になっちゃったチャーリー・ブラウン
ラッピングというのは、不器用な人がやると折り目や切り口が雑になり、せっかくのプレゼントが台無しになってしまいます。ラッピングを美しく仕上げるには、才能と手先の器用さが必要なのですが、包装紙の原版からまったく違った新しいイメージを作り出すには、特別な先見性と創造性が必要です。これはチャーリー・ブラウンとスヌーピーのハーフ?印象的なハーフではありますが、違和感のあるハーフでもあります。
チャーリー・ブラウンの表情が読み取りにくいのですが、突然服を脱がされ、しっぽをつけられたことで、少し恥ずかしがっているようにも見えます。こんなこともあるんですねぇ。
この角度だと鼻の穴が大きく見えない?
虚栄心よりも恐ろしい罪は、事前に写真に写っているものを細かに確認せずにそのまま自撮りを投稿してしまうことです。しかし、この写真は一見するとNG写真のように見えるかもしれませんが、すべてがNGというわけではありません。もし彼女が写真教室に通うことになったら、これをある種の意図的な、皮肉な自画像として講師に提出することも可能です。このような自虐的なユーモアは、ほとんどの美術学校で少なくとも合格点をもらえるはずですから。
そして、ほぼ全身が映る比較的きれいな洗面所の鏡があるのに、その手前に小さくて汚い鏡をもう一つ置く必要があったのでしょうか?
彼はまだ心の準備が...!
リアクションショットを撮るのは楽しいものですが、三者三様のリアクションショットというのは見ているこちらも楽しくなってしまいます。手前の参列者の女性はブーケをキャッチして大喜び、右隣の彼氏は次に結ばれるのが自分かと思うと怖くてたまらない様子、そして父親の反応は曖昧です。"ハハハ、この瞬間は私もよく覚えているよ!" と思っているのか、"うちの娘は結婚相手にふさわしいよ!" と思っているのか、"なにが不満なんだ!" と思っているのか...
左奥の女性(母親?)の表情がよく見えないのが残念です。ブーケのサイズが適切かどうか悩んでいるだけかもしれませんね。
足元にご注意
撮影者の目線で撮ったこの写真を見ると、地面にバナナの皮が落ちているように見えますよね?でも実はこれ、絵なんです。お店の床にこのような巧妙な絵を描いたのは、これが初めてではないそうです。この方法は、普段は素通りしてしまうような店の前に描くことによって、お客さんを立ち止まらせるのにうってつけな方法だそう。
このトリックは倫理的なテストでもあるのです。手を伸ばして皮を拾おうとした人は絵だと分かって大笑いしてしまうでしょうが、この人は周囲の人たちの安全に気を配っているのだと分かって安心しますね。
ただのフォトボムじゃなかった
この家族が、カナダで最も著名な市民の隣で食事をしていることに気づいていたかは分かりません。中央の二人は、一緒に食事をしている著名人が写るようにわざと隙間を作ったのでしょうか?いや、そうとは考えにくいですが、何食わぬ顔で気づかなかったフリをしていると考える方が楽しいですね。カナダで愛されているドラマ、"デグラッシー" のキャストにフォトボムされるなんてそうそうないことです。そしてフォトボマーの彼は音楽も作っているそうです。
パパラッチ的な作戦なのか、それとも単なるハッピーアクシデントなのか... 彼(Drake)のチャーミングな対応は、いつも写真をせがまれる人たちの教訓になりますように。
運命の人は過大評価されがち
世の中は本当に "運命の人" を見つけることに重きを置きすぎていると思いませんか?それが人生のためであれ、単にプロムのダンスのためであれ。その流れに逆らい、人生を楽しむめに他の誰の腕も必要としないことを堂々と宣言したこの男性を祝福しましょう。この勇敢な行動により、翌週にはクラスメートが彼のロッカーに列をなすことでしょう。
さて、彼はどんな曲でノリノリだったのでしょうか? "Greatest Love of All" (ホイットニー・ヒューストン)?それとも "Dancing with Myself"(ビリー・アイドル)?はたまた "Dancing on My Own"(カラム・スコット)?
モデル並みの笑顔を見せるお馬さん
毎年行われるパレードの写真撮影では、制服姿の男性たちはあまり写真を撮られることに慣れていないようです。目線は完全にズレているし、無表情で楽しそうじゃない雰囲気はなんなのでしょう?素人感丸出しな一方、4本足のモデルは、ゴージャスな首を伸ばし、レンズの方をまっすぐ見つめ、素敵な歯を見せながらニッコリとほほ笑んでいます。まるでこの警察管区の歯科保険パッケージに使われている宣伝写真のようです。
良いアイディアが浮かびました!さらに11頭の馬のモデルを見つけて、季節に応じたポーズで写真を撮れば、この男性たち確実な収入をもたらす収益性の高いカレンダーの出来上がり!
三人寄れば文殊の知恵
今回のサプライズゲストに対する慌てぶりは、まったくもって正当な反応だったと思われます。いや、そうではないかも?クモは人間と同じように写真撮影が大好きで、しかもほとんどのクモは無害です。なのでクモさんにも写真撮影を楽しんでいただいたらどうでしょう?ただ、万が一クモの仲間や家族が髪に紛れ込んでしまったときのために、しっかりブラッシングしておきましょうね。
この女の子たちが寝ているベッドの白いシーツを選んだのは誰なのでしょう?誰であれ、グッジョブです。だって暗い色のシーツだったら、8本足の愛らしいフォトボマーを見つけることはほぼ不可能だったでしょうから。
字が消えない理由は明らか?
この消しゴムはなぜ "消す" というより、見苦しい黒ずみを残し続けるのでしょうか?それは、この消しゴムがとても古い物だからからかもしれません。1990年に西ドイツと東ドイツが統一されたことを考えれば、この消しゴムは、より良い、より生産的な日々を過ごしていたのかもしれません。加硫ゴムの平均寿命がどのくらいかはわかりませんが、ベルリンの壁でのデビッド・ハッセルホフのパフォーマンスを懐かしく思い出すくらい古いのであれば、そろそろ文房具屋に買い替えに行く時期かもしれませんね。
では良い面を見てみましょう。例えば、ベルリンの壁が崩壊する前に作られたゴム製のコンドームよりも、壁が崩壊する前に作られた消しゴムを使い続ける方が絶対いいですよね。
ちょっと待って、誰の歴史を記念するって!?
ジャズ、ロック、クラシックなど、様々なジャンルの音楽を形作ってきた黒人アーティストが、アメリカの音楽に与えた影響の大きさに疑問を持つ必要はないでしょう。ブラックミュージックを彩ってきた何千人もの素晴らしいアーティスト達の中からこの紙面に載せるべく選んだ担当者は、ちょっと判断を誤っただけとは考えられない失態を犯しました。だってその中にエミネムが入っているのですから。
この大失敗をした担当者と一緒に座って、簡単な音楽史のレッスンをしてくれるボランティアはいらっしゃいませんか?アレサ、オーティス、ディジーなど、多数の有名アーティストを学んでもらう必要がありそうです。
CEOのお給料減らした方がいいかも
マイクロソフトの元CEOであるスティーブ・バルマー氏は、ハーバード大学で数学と経済学の学士号を取得し、優秀な成績で卒業したと言われています。しかし、アイビーリーグ(アメリカの名門私立大学の総称)の授業で英語のスペル、文法、品詞の基本を無視してしまったのでしょうか?それとも、CEOの給料の一部をプレゼンテーション資料の校正係に支払うために流用した方がよかったかもしれません。マイクロソフトの株と引き換えに、きっと自分への評価が下がらずに済んだでしょう。
プロジェクターで写し出されている文字の最後に "Future Graduated" と書いてありますが、正しくは "Future Graduates(卒業見込み者)" です。それよりも、マイクロソフト社なのにMacのPCを使っていることの方が気になりますが!
ガクブルなおさかなさん
良い写真とは、フレームから何が抜けているか、何が入っているかが重要であることを忘れないでください。あまりネタバレしてしまうと神秘性が損なわれてしまうかもしれません。この写真はかなりアップにして撮ってるようです。もし少し引きで撮っていたら、猫がフライパンを持ち、パン粉をつけ、魚にぴったりの辛口の白ワインを持っているのが見えるはずです。まるでトムとジェリーのようなアニメみたいですね。
"やあ猫ちゃん、調子はどう?今日はい天気だね!そのヒゲ、とっても似合ってるね!でも他の魚たちはどこに行ったか知ってるかい?昨日はもっといたはずなんだけど!"
エスコートが必要だった女の子
お酒と階段の組み合わせには十分な注意が必要ですが、このつまずいている女子学生もその教訓を痛感している真っ最中でしょう。お酒を飲み過ぎて足元がおぼつかなかったのか、はたまたハシャぎすぎて自分の足元を見る余裕すらなかったのか...真相は分かりませんが、階段下にいる男性がエスコートしてあげればいいのにと思ってしまいます。
余談:これは中途半端な仮装パーティーが何かでしょうか?男性の着ている衣装がアラジンなのであれば、単に紫色のベストを羽織るだけじゃなくて、もうちょっと工夫が必要では?
他の人もまったく同じ考えだった時
あなたがプロポーズをするために選んだ場所が、インスピレーションに満ちていて、本当に忘れられないオリジナリティ溢れる場所かどうかをどうやって判断すればいいのでしょう?まず、プロポーズをする前にその場所を下見して、周辺をくまなく調べてみましょう。半径5メートル以内に、片膝をついてベロアの箱を開ける男性が他にもいましたか?もしいたなら、おそらく別の場所を選ぶべきです。
この女性は指輪の石をよく見るためにメガネの位置を調節しているのでしょうか?それとも、"なんでテーマパークでプロポーズするような人と付き合っちゃったんだろう..." と頭を抱えているのでしょうか?
飛んでくる岩石にご注意!
これは "flying debris =(強風などで破壊されて)飛んでくる破片" という言葉に新たな意味をもたらすでしょう。特に強力なサイクロンや竜巻は、風速が時速480km/h以上にもなります。人間を木の葉のように吹き飛ばし、木を根こそぎ倒し、電車を線路から吹き飛ばすほどの恐ろしい威力を発揮することもあるのです。しかし、この巨大な岩石が空中を舞うことに比べれば、先ほど挙げた例はまだ序の口かのように思えます。ベニヤ板で窓を塞いでも、この岩が飛んできたらひとたまりもありません。
一見すると保険金請求が起こりそうな恐ろしい光景に見えますが、これはただ水の中にある比較的小さな岩を撮影しただけなのです。よかったぁ。
解釈の余地なし
雲やロールシャッハテスト(性格診断)のように、ブチのある動物を見ると人によって模様が造り出すイメージは異なるかもしれません。もちろんそのブチが、奇跡的にその動物そのものの姿をはっきりと浮かび上がらせているのであれば話は別ですが。主観的な問題云々の話ではありません。いわば、これ以上ないほど白黒はっきりした事実なのです。そして、このようなことが起こる確率は統計的にどのくらいなのでしょう?この可愛らしいウサちゃんの顔にウサギの形をしたブチがあるのは、なんと10億分の1の確率なのです。
統計学的にありえない話をしてみましょう。このステキなクリスマス・シーンに唯一欠けているのは、鼻に鹿の形をした模様がある鹿や、甲羅に亀の形をしたアザがある亀など、その動物そっくりな模様を持つ生き物がたくさんいることでしょう。
隠れスマイリー
ちょっと近くのコンビニへ行くだけだとしても オシャレをするチャンスです。この黄色いドレスを着た女性も例外ではありません。鮮やかな黄色のマキシドレスに、ウエストを絞るベルト、ヒール......そんなコーディネートでも、下着だってオシャレでなきゃ意味がありません。この女性のように、ドレスから透けているスマイリーのパンティを見せることで、美とスタイルを表現してみてはいかがでしょうか?
賢者の格言:暑い地域では、薄手の生地が重宝される。しかし、強い蛍光灯の下では思ったよりも透けてしまうかもしれない。
2つの錯覚
ボーダー柄の使い方については、これまでファッショニスタの間で意見が分かれてきました。お洒落でスリムになるのか、それとも反対に体の幅が広がってしまってスタイルが悪く見えるのか。今、反対派は太いボーダー柄の服を着ることに反対するもう一つの正当な根拠を持っています。特にボーダーが不愉快な色である場合、非常に厄介な錯覚を引き起こすことがあるようです。このかわいそうな女性は、自分の着ている服のボーダー柄のせいで、後ろの男性が自分にまたがっているように見えるだなんて思ってもみなかったでしょう。
もうひとつの奇妙的な偶然は、木製ベンチの背もたれと女性の着ている黒いボーダーが合体して、この男性が上品な茶色い革靴を履いているようにも見えることです。
ウミガメの目をよく見ると...
さて、壁画のアイデアと防犯カメラを隠す必要性、どちらが先だったのでしょうか?いずれにせよ、デザイン、機能性、セキュリティを難なく組み合わせた超賢いアーティストに賛辞を贈ります。ウミガメを選んだのは、すべての動物の目がこれほどまでに大きく膨らんでいるわけではないからです。以前、防犯カメラを人間の目に見立てた同様の壁画が試みられたことがありますが、結果は非常に残念なものでした。
オリジナリティというのは一瞬のもので、近い将来この手法が世界中の駐車場で使われ、どこに行っても巨大なウミガメの壁画があるようになったとしても驚くにはあたらないでしょう。
乳房をガブリッ
これだけ目立つTシャツを着ているのであれば、彼女たちが "え!?" と思うような錯覚に気づかないわけがありません。この噛みつき女は一体誰なのでしょうか?この角度から見ると、ハリウッド映画史上屈指の演技派女優のベティ・デイヴィスのように見えます。彼女は無愛想なキャラクターを演じることで知られていますが、他の女性の乳房を噛むというのは、彼女にとっても野暮な行為に思えます。
もしこれが計画的な写真だったのであれば、GOOD JOBと言ってあげましょう。もし、意図しないカニバリズムの模倣であったのなら、シャッターを切る前にもっとよく確認しなきゃという教訓になりますように。
ネコちゃんをほっといてあげて!
このボーダーの服を着た謎の人物に、無防備なネコにブスリと腕を刺すことは倫理的に許されないし、さらに言えば、この人がどこに住んでいようともこの行為はおそらく違法であることを誰か教えてあげてください。そして、それを恥ずかしげもなく写真に撮ってSNSでシェアするとは......なんという無礼!このような行為を娯楽としている人には、縫い物や書道のような、より建設的で非暴力的な趣味が切実に必要に思えます。
恐らく、このネコちゃんの尻尾は長く、飼い主の腕にくるんっと巻き付いているだけで、これはただの錯覚なのでしょう。そうでなければ人類の希望は失われてしまいます...(泣)
車って浮けるんだ...
射出座席、催涙装置、ミサイルラックなど... バットマンが乗る車 "バットモービル" の装備は、この浮遊している未来的な車に比べると、まだワンランク劣るようです。この車があれば、通勤時の激しい渋滞を回避したり、初対面の相手に好印象を与えるなど、さまざまな場面で活躍しそうです。バットマンには申し訳ないですが、完全にこちらの勝ち!
浮遊技術はリニアモーターカーのような乗り物ではある程度開発されていますが、この車はその類ではなさそうです。でもこれはただ単に隣の車の影が映っているだけで、完全な目の錯覚なのです。
何かに蝕まれている指
この写真を見て、いくつかの選択肢が浮かび上がりますが、どれも特に楽しいものではありません。1. この手の持ち主が、ゾンビや冥界の門番のような人外の存在に変身している最中 2. 壊死性筋膜炎(実際にある病名)という珍しい感染症にかかっており、近い将来この指を失って二度と中指を立てるジェスチャーが出来なくなるかもしれない...
...3. その指はまだ切断しちゃダメ!この不運なライターは、ペンのインクが指についてしまって "毛細管現象" で指のシワにインクが染みてしまっただけでした。
壁をすり抜けられるワンちゃん
この写真には多くの疑問が湧いてきます。このワンちゃんの残りの体は一体どこにあるのでしょう?なぜこの子は、2つの次元の間にはさまれてしまって驚いているような、怖がっているような表情をしているのでしょうか?どうやら、右側の白い壁のように見えるものは実はドアで、犬の残りの体はその後ろに隠されているようです。ドアを壁と同じ色に塗るというデザイン上の常識を覆す写真でもありますね。
この写真が本物であれ、加工されたものであれ、最終的な結果はあまり楽しいものではありません。しかし、少なくとも自分の飼っているワンコの安否を確認するために家へダッシュしたくなるようなアイディアは、決して悪くはないでしょう。
サラダじゃなくてロールケーキに手を伸ばしてみては?
写真中央に映るパールのネックレスをしている女性は、その表情から "こんな結婚式来なければよかった" と怒っているのかと勘違いしてしまいそうです。しかし、サラダを優雅に食べるのは本当に難しいことなのです。もし、あなたがサラダを優雅に食べる術を身につけていないなら、結婚式や写真に撮られる可能性のあるイベントでは別の食べ物に手を伸ばすのが得策でしょう。
これは、空腹の状態で結婚式に行くべきでないことを示す証拠のひとつに過ぎません。いくらサラダがタダで食べれても、この写真はさすがに花嫁もフォトアルバムに入れる候補から外すでしょうね。
何か木に恨みでも...?
この写真は、この木が前世では家なき子で、今はクリスマスにこの木を切ろうとする人に取り憑いているという、アンデルセンばりの奇妙な熱病の夢の中で撮られたものか、あるいは、これは家の窓から外を見つめる本物のネコちゃんで、もみの木でさえ荷物をまとめて逃げ出すほど恐ろしい視線を送っているものか、どちらかです。
家猫には賛否両論ありますが、この死神のような眼差しを見ればその理由は容易に理解できるでしょう。木はかなり怯えてそうです。知らんけど。
え、チューバッカが現実世界に?
この写真に写る茶色の物体は、3つのうちの1つである可能性があります。1. ハリソン・フォードのスター・ウォーズの相棒、チューバッカを演じた俳優が使用した使用済みの被り物(おそらくネットで売ればかなりの価格がつきそう) 2. どこかの団体に寄付される予定の、おばあちゃんのしわくちゃな毛皮のストール(価値はかなり低い) 3. 丸くなって眠るたびに思いがけない目の錯覚を作り出す才能を持つ、モフモフな茶色のネコちゃん(完全にプライスレス)
しかし、もしスターウォーズファンたちが "候補1" だと思ってこの茶色の物体に手を伸ばしら、このネコちゃんはとんでもない目に遭うことになりそうです。
痒みは我慢できない
プールの中で髪を振り乱している様子が、奥に写る廃墟のような壁と絶妙なコントラストを描いていますね。そしてもう一つ、この写真を見てなんだかお尻がかゆくなってきたとしたら、それは左奥に写る女性のせいかもしれません。そしてこのどれかを行動に移すべきです。A. トイレへ駆け込む B. 天然素材の下着を買いに行く C. 座っているイスに虫がいないか徹底的に調べる
このような素敵な写真を撮るためにこれからプールへ行く人は、ぜひこの行動を試してみてください。ただし、あなたの後ろに人が写り込みそうな場合は、ちょっとどいてもらいましょう。
迷ったら2回に分けて撮ればいい
この写真には全部で何人写っているか数えることができるでしょうか?後ろにいるグループが遠すぎて、何が家具なのか、何が人の頭なのか判別がつきません... 15~20人もの人数を1枚の写真に詰め込もうとしたのはいいアイデアかもしれませんが、今思えば30秒だけでもいいので余計に時間をかけて、2回に分けて撮影した方が賢明だったかもしれませんね。
もしかしたら、これは全く関係のない2つのグループで、後ろの大家族が咄嗟に(しかも全員で)フォトボムすることに成功しただけなのかもしれません。
クジラの大ジャンプ、5テイク目!
このクジラは、古典的な "3分の1の法則" に従って完璧にフレームインしていることにお気づきだろうか?一見簡単そうに見えますが、このアラスカに来た観光客は、理想的な構図が撮れるまで何度もクジラにこの大ジャンプをさせたようにも見えます。幸いなことに、クジラはこの母娘に泣きの1回を頼まれる前に、この完璧なショットの撮影に成功しました。
この素晴らしい海の哺乳類が、オフィスで疲れた一日から解放されることを願っています。クジラがこのジャンプをするたびに、Instagramのフォロワー数が約23%増えるというデータもあるそうです。
毛糸の宮殿
編み物をする人の中には、毛糸に強いこだわりを持っている人もいますが、大量の毛糸を収納するために小さな家を建てようと思ったのなら、それは少し行き過ぎかもしれません。もちろん、毛糸を床に放置しておくと通行人が糸で滑って転んでしまう可能性があります。怪我にも繋がりかねませんね。
この写真では、撮影者の視点と木の表面が見事に融合し、毛糸が床に無造作に置かれているように見えますが、実際はテーブルの上に安全に置かれているだけなのです。
水族館での誘拐未遂事件
この写真は、"可愛い" と "困惑" の境界線上にあるような気がします。でももしあなたが後者のほうだと思っても、まだ動物園の警備員を呼ぶ必要はないでしょう。水族館で泳ぐ海の生物は、もちろん頑丈な水槽で人間の見物人(この場合は遠巻きに見ている人)とは安全に隔てられています。そして、シロイルカが好む昼食は、小さな子供ではなく、たくさんのタラ、オヒョウ、エビなどです。もしかしたら、シロイルカは友達が欲しかっただけなのかも?
このシロイルカは鮮やかなピンクのジャンパーに惹かれて女の子に近づいたのかと思うかもしれませんが、実はイルカの多くは、陸上の哺乳類に比べて色彩感覚が乏しいと言われています。
サメのような歯を持つワンコ
犬好きなら、誰しもが子犬を触りたがったり、愛情を込めて撫でたがる訳ではないことを知っても驚かないでしょう。この写真をご覧ください。ワンコはかわいい顔をしていますが、この子の歯はスティーブン・キングの "クジョー" に出てきそうなほどです。この歯があれば固い骨をかじるときに便利かもしれませんが、見た目が怖すぎるので、目にはつけまつげを付けたほうがいいかもしれません。
いや、これは歯ではなくて柵ですね。左奥にある格子状の柵が、ワンコの奥にある柵の模様を異なっていることで、さらに錯覚を強めているようです。